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Collegiaの活動

2018年05月13日
タグ:Collegiaの活動決算・開示支援

3月決算のレビュー作業と申告作業もいよいよ佳境。 何週にもわたって土日も含めて連日遅くまで対応してくれているスタッフの皆さんに本当に感謝です。

というのも、弊社は決算に当たり、ただ単純に税額計算と申告書の作成を行うだけではなく、その前にリスクアプローチによる決算レビューのために相当な時間を使うからです。

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むしろ税額計算よりも決算レビューに圧倒的な時間を費やしています。

なぜ決算レビューにそれだけの時間を使うのか? その理由は、以下のとおりです。

①税務リスクが存在する領域は、税額計算そのものよりも、日々の会計処理や決算処理に潜んでいることが多く、そのインパクトも大きい。

➁弊社がクライアント様の用心棒となって税務当局や監査法人と対峙するためには、クライアント様の事業の理解、日々の取引の結果である会計数値をしっかりと理解し、争点になりそうな事項については十分な理論武装の準備をしておく必要がある。

また、長期安定的にクライアント様に高品質なサービスを提供する観点から、スタッフ個人のパフォーマンスに左右されるような属人的な仕事やブラックボックス化された仕事を最小化し、常に組織的に品質管理を実施することで高品質なサービス提供ができるよう、

③スタッフによる調書化とレビューアーによるレビュー、そしてまたスタッフによるレビューフォロー、そしてレビューアーによる再レビュー・・・といったプロセスを何重にも実施する必要がある。(1社平均2回~3回はこのやりとりが発生)

そのため、パートさんがガラガラポンで税務申告を作るだけの町の税理士事務所さんと比べると、決算にかかる予算は決して安くはないかもしれません。

ですが、その分、クライアント様の会計処理については誰よりも熟知できるので、税務リスク項目は極力事前に排除し、ないしは節税可能施策を適時に打てるようになると確信しています(実際に、レビューにより無駄な税金を払わなくなるケース多数)。また、いざ当局の調査が入ったときにはクライアント様に代わって戦うことができるようになります。

決算繁忙期もあと少し。最後まで気を抜かずに頑張ります!



※(株)Collegia Internationalでは、豊富な経験とノウハウのもと、上場準備中の企業様はもちろんのこと、既に上場されているものの、内部統制対応を見直したい企業様にむけた、内部統制文書化支援、整備・運用評価支援、見直し支援コンサルティングを提供しております。
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