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ダイナミックプライシングについて

2020年03月22日
タグ:Collegiaの活動その他

こんにちは、桑野です。

皆さんも、ダイナミックプライシングという言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

ダイナミックプライシングとは、需給に応じて金額を変動させる価格設定の仕組みのことを言い、ホテルの宿泊料金や航空券、スポーツ・コンサートのチケットの販売などで導入されています(「日経クロストレンド」日経BPより)。ゴールデンウィークや年末年始は航空券がやたらと高くなりますが、これもダイナミックプライシングによるものです。

空いた時間や場所、モノをシェアするシェアリングエコノミーが普及していますが、需給のマッチングという意味で、ダイナミックプライシングとの親和性は高そうです。

 

AIの進化とビックデータの活用により、日本でも今後、様々な業界でダイナミックプライシングが普及していくことが見込まれているようですが、懸念事項もあるようです。

ダイナミックプライシングの普及が進んでいるアメリカでは、巨大ハリケーンに見舞われた際に、一時的に某ECサイト内で水の価格が急騰し、問題になったことがあったようです。

今回のコロナウィルスの蔓延により、マスク不足による高値転売などが話題になりましたが、非常事態時にAIによるダイナミックプライシングにより、必需品が高値で取引されるという未来は想像したくないですね。

 

良くも悪くも、AIによるプライシングがもたらす未来は、消費者の行動自体を変えてしまうかもしれません。

 

 

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