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血液の重要性

2020年03月27日
タグ:その他

こんにちは、岡田です。 今日も身体と数字のお話です。さて、先日、献血に行ってまいりました。血液量はすぐに回復しますが、赤血球はすぐには回復しません(赤血球の寿命は三カ月なので、不足を身体が認知して倍速生産したとしても一月半かかる計算です。体感でもタイムが完全に戻るのに二か月くらいかかります)。自分の体重ではおよそ7%の赤血球が減少したことになります。 そして、献血の2日後にランニングをしたところ、一週間前に比べてタイムは約11%増加しました。
さて、ここで会計的思考が、固定費/変動費的な分析をしようとしましたが、医学的思考がそれに待ったをかけました。生命活動はそれほど単純ではなさそうです。そして、赤筋/白筋の稼働割合や、解糖系/酸化系といった分析を一旦無視して、血液だけを考えたところ、重要な点に気づきました。血液を送るのは心臓の働きによりますが、心臓の働きは、心臓自身が冠状動脈によって送る血液によって左右されるということです。
すなわち、単純化すると、心臓の働きは、赤血球の減少により7%効率が低下した血流によっているため、ポンプ能力も7%低下します。結果、全身への酸素供給能力は93%*93%≒86%ということで、二乗の影響があるわけです。11%のタイム増加の裏付けに若干近づきました。ただ、ここでは無視している項目が非常に多く、あくまでも近似的な計算なので、数字の正確さは重要ではありません。問題は、赤血球量の変化が、「二乗の効果を伴っている」という点です。
社会にとっての血液、会社にとっての血液、自分にとっての血液、そういったものを考えていくと、どこに投資していくべきかが、見えてくるかもれしません。
また、現在、コロナの影響で、献血が不足しているそうです。自身の健康に不安がないという前提ですが、こういうときにこそ、献血の価値も上がってくるのかもしれません。

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