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日本語入力と時代の流れ

2020年07月15日
タグ:その他
こんにちは、岡田です。今日は数学からちょっと離れたお話。
5月に、親指シフトキーボードの販売が終了というニュースを目にし、ちょっと時代の流れの難しさを感じました。自分は、専用のキーボードが必要となる親指シフトには手を出しませんでしたが、速さを追求してカナ入力を身につけました。
実際、ローマ字入力が一人もいないデータ入力のアルバイトをしたことがあるのですが、そこではおおよそ半数が親指シフト、半数がカナ入力で、自分は遅い方の部類でした。
ところが昨今、当時よりもPCスキルがさらに大衆化必須化したにも関わらず、自分の周り、という肌感覚で言うとカナ入力の人が減っていて、さらに親指シフトも役割を終えようとしているわけで、これだけスピード感が問われている時代にローマ字入力の独占が進むというのはどういうことなのか、解釈の難しいところです。もちろんローマ字入力でも十分に速い人はいますが、その人がカナ入力等を身に着けていたらもっと速く打てるだろうという気はします。
高校時代、タイピング練習のプログラムを自作して、英字、カナ等のブラインドタッチを習得しましたが、当時その速さは英字が分速180字、カナが分速150字でした。もちろん、その後もっと速くなっていますが、逆に初心者だったからこそ、ローマ字入力とカナ入力のスピード比較に使える数字かと思います。ローマ字入力ではキータッチがカナ入力のおおよそ1.5倍くらいになるでしょうか(母音、濁点、拗音促音があるため2倍にはならない)。となると分速120文字程度となり、カナ入力よりも2割くらい遅い計算になります。
さらにショックだったのは、iPadがJIS配列のカナ入力に対応しておらず、五十音配列かローマ字入力にしか対応していないことでした。仕方なく携帯と同じフリック入力を使っていますが、
これだけデジタル機器への日本語入力が普及しているにも関わらず、親指シフトやカナ入力が日の目を見ず、ローマ字入力やフリック入力が主流になるというのは、何とも不思議です。時代の流れを読むというのは簡単なことではありませんね。

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