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知っているのに知らないこと

2020年08月03日
タグ:その他
こんにちは、岡田です。今日は物理のお話です。
満潮や干潮は、月の重力が原因である、ということは多くの人が知っているかと思います。
しかし、具体的に、例えばいつ干潮になるかなどは知らない人の方が多いのではないでしょうか。
重力は、それぞれの重さに比例し、距離の二乗に反比例します。
基本的に、地球の中心で重力のバランスは取れています。それに対して、例えば日本の上空に月があるとき、地球の半径分だけ中心よりも月に近い状態になり、月からの重力が強くなります。
つまり、このとき上空に引っ張られている状態になるので満潮となります。
では干潮はいつでしょうか。反対にブラジルの上空に月があるときでしょうか。
実は、違います。
ブラジルの上空にあるとき、今度は地球の半径分だけ月から遠い状態となります。
その分、月からの重力が弱くなり、自分も海の水も月から遠ざかる形になり、
言い換えれば、このときも上空に引っ張られるのと同様となり満潮となります。
図示すると、こんな感じでしょうか。
月   (〇)
ということで、干潮になるのは、月が水平線(地平線)上にあるとき、となります。
ここまでは知らなかった人が結構いるかと思います。
何が言いたかったかと言うと、説明を読めば知っているのに、言われるまで知らなかった、ということは、他にも世の中には結構あるのかなと思います。
誰も知らないような、細かい知識も大切かもしれませんが、実は知っている知識だけからでも、新たな知見はあるということです。
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